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DIYでのリノベーションとはいえ材料代はバカになりません。
なので廃材といえども使える材料は無駄にしたくないのです。
そこで今回は床を解体した時に出た床梁を天井の梁として再利用することにしました。
ところが、この梁材ですが経年の収縮でねじれがあるのです。
今回はこの梁材を再度使用できるようにした手順を記事にしました。
ねじれ修正の手順
狂いを測定
はじめにこの梁材がどのくらいねじれているかを測定します。
まずは梁材を平らな場所に置きます。
今回は大引きの上にのせて測定します。
梁材の中央に水平器を置いて水平を確認します。
梁の下端に挟め物をして梁の天端が水平の状態を作り出します。
水平がとれたら大引きから四つ角の高さを測定します。
測定した結果は、もっとも高いところが213㎜でもっとも低いところは208㎜でした。
基準とするのは一番低い208㎜です。
208㎜よりも高い場所を水平に削り落とす事でねじれを直していきます。
差しがねをあてると狂いがよくわかります。
墨付け
墨つぼで削り落とす部分に墨を付けます。
このように墨を付けます。
鉋かけ
手鉋で角を落として深さを出す
手鉋で梁材の角を面取りをする要領で目的の深さまで削ります。
角を落として目安を付けたら電気カンナで荒削りします。
削り深さは0.5㎜に設定です。
水平器で確認しながら削りますが
やってしまいました。
つい欲張って電気カンナの刃を出し過ぎたら削りすぎてしまいました。(涙)
いそがば回れとは良くいったものですね。
一応これで片面のねじれをとることができました。
反対側も同じ作業を行いねじれの修正は完了です。
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