DIYでリノベーションに挑戦
こんにちは、このブログではDIYで築40年27坪の平屋をフルリノベーションしていく様子を記事にしてお届けします。
DIYでリノベーションされる方の参考になれば嬉しく思います。
実のところはじめはDIYでリノベーションするつもりはなく、リフォーム業者に依頼してリノベーションをするつもりでした。
ところが、リフォーム業者に頼んだ場合には1500~2000万円の費用がかかることを知りあえなく断念。
理由は定年退職後にローンを残したくないという想いからです。
そこで、もともとDIYが好きという事と費用を抑えたいという両方の理由から自分でリノベーションをすることに決めました。
目標の工期は1年半、費用は300万円、これでどうにかこの築40年の寒い平屋を暖かく過ごせる家に蘇らせたいと思います。
2024年4月1日、着工!
着工は2024年4月1日です。
なんとなくですが、何かを始めるには良い区切りになりそうだったのでこの日を作業開始の日に設定。
休みの日はここに入りびたって頑張りたいと思います。
解体作業に取りかかる
作業できるのは休みの日に限られるので解体作業には2ヵ月くらいを予定しています。
解体は、建具の撤去→屋内の壁→天井→床の順で進めていきます。
解体する順序が正しいのかは分かりませんが安全第一で作業を進めます。
建具や家具の搬出
引き戸や襖などの建具をはじめ台所の流し台や風呂釜など外せるものをすべて取り外して搬出します。
これらは粗大ごみとして清掃センターへ持ち込みます。
壁の解体
まずは内壁を剥がしていきます。
内壁の化粧ベニヤを剥がすと断熱材の姿はなく外壁のトタンがまる見えです。
どおりで冬場は寒かったわけです。
石膏ボードの壁はバールで叩いて剥がしていきます。
細かく砕いて透明ガラ袋に詰め込んでおきます。
私の住む地域の清掃センターでは中身が確認できる透明ガラ袋に詰めれば受け入れてもらえます。
天井の解体
内壁の解体が終わったら天井のボードを剥がします。
解体した廃材の中には釘が残った状態のものもあるので踏まないように注意しながら作業を進めます。
この状態までくると新しい部屋の間取りをイメージしやすくなります。
この勢いで天井下地も切り落としてしまいます。
天井下地を撤去すると開放感のある勾配の天井が現れました。
もう後戻りはできません。(^^;
まだ具体的な完成図は描いていませんがこの勾配天井を生かしたくなってきました。
天井下地を解体すると廃材も山のように積みあがってきます。
これでは廃材が邪魔で作業ができません。
手作業なので解体しては片づけての繰り返しなので思った以上に時間がかかります。
記事にすると1日でやっているように見えてしまいますが、ここまで来るのにすでに1ヵ月半の時間が経過しています(涙)
廃材の片付け
山のように積もった廃材は薪にしようと思います。
まずはひたすら廃材から釘を抜いていきます。
一日がかりです。
気付けばペール缶も釘でいっぱいになりそうです。
釘を抜いた廃材は30センチにカットします。
我が家の薪ストーブは30センチ以上の薪が入りません。
こうして処理した廃材は単管パイプで作った薪棚に積んでいきます。
この薪棚ももうすぐ満タンになりそうですね。
次の薪棚も作らなくては(汗)
こういう作業は前に進んでいる気がしないので嫌いですが、やがて来る冬にこの苦労が報われると思ってやるしかありません。
床の解体
とうとう解体作業のタイムリミットとしていた2ヵ月が経過して6月に入ってしまいました。
のんびりやっているつもりはないのですが、まだまだ解体に日数がかかりそうです。
今日から床を解体します。まずはフローリングから、
フローリングは釘だけではなくボンドで接着されているので剥がすのも一苦労です。
フローリングを剥がしたら下地合板を剥がします。
これがたくさんの釘でとまっているので結構苦労しました。
長いバールは必須アイテムですね。
根太はハンマーで叩いてばらします。
両口ハンマーのような重量があるハンマーじゃないと負けてしまいそうです。
根太を撤去すると土台と大引きが顔を出しました。
ようやくゴールの景色が見えてきたような感じです。(嬉)
とりあえず今日は山になった廃材を処理してやめようと思います(^^;
ようやく床の解体が終わり土台と大引きの状態になりました。
ここまで解体するのに4ヵ月もかかってしまいました。(辛)
予定よりも2ヵ月遅れです。
問題発生!
当初はこの状態から根太を引き直して床を作っていく予定でしたが、問題が発生してしまいました。
写真では少し分りづらいのですが、ほとんどすべての大引きと床梁が大きくねじれていているではありませんか。(汗)
これでは私のような素人が床を上手く作れる気がしません。
電気カンナで1本ずつ削ろうかとも思いましたが時間と労力の事を考えたら新しい材料で造り直した方がいいかなと思い、予定外の費用がかかってしまいますが大引きを引き直すことにします。
ということで、床梁と大引きを撤去します。
大引きがかかっている梁材が重いですが解体自体は1日で終わることができました。
解体作業を終えてみて
これで解体作業は終わりになります。
いつの間にか完全に骨組みの状態になってしまいました。
この状態をスケルトンといい、ここからリフォームをすることをスケルトンリフォームと言うそうです。
4月から始めて当初は2ヵ月で終わる予定の解体作業でしたが終わってみれば4ヵ月もかかってしまいました。(^^;
理由としては廃材の処理に費やす時間を見込んでいなかった事と私の手が遅いというのが原因です。(恥)
結局のところ大引きもやり直すことになったので完成が遅くなってしまいそうですが、今後も安全第一でケガのないように作業を進めていきたいと思います。
ここまでは壊す作業でしたが今後は家を造っていく作業についてお届けしていきます。
工事もブログも素人の私ではありますが、どうかあたたかい目で見てやっていただけたら嬉しく思います。
次回は「セメント瓦屋根の塗装」をお届けいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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