スプレーガンを使って瓦を塗装
一昨日まで刷毛でセメント瓦を塗っていたのですが、手間がかかる割に満足のいく仕上りにならなかったので、本日からはスプレーガンを使って瓦を塗っていくことにしました。
上手く行くのか不安ではありましたが、一か八か挑戦してみようと思います。
使用したスプレーガンはこれっ

スプレーガンは高価なイメージがあるかと思いますが、私が用意したものは2千円台の安いスプレーガンです。
結論から言うとこのスプレーガンがとても良い仕事をしてくれました。
瓦の塗装くらいならこのスプレーガンで十分です。
このスプレーガンを選んだ理由は、
・用途に合わせて口径が変えられる事
・カップ容量が大きい事
・安価な事
コンプレッサーをお持ちの方ならこれだけ用意すれば簡単にはじめられるのでお勧めです。


塗料は水で15%程度希釈して使用しました。
塗料を充填する際は目の細かい排水口ネットなどで濾してからカップに充填します。
下の画像のように刷毛塗りだと泡立ってしまいセメントの巣穴に塗料が入り込みませんでしたが、

スプレーガンで塗った場合には細かな巣穴にもしっかりと塗料が入り込んでくれるので仕上りが格段に良くなります。
また、巣穴や狭い隙間まで塗料を塗ることができるので耐久性もアップすると思います。

もう一つ良かった事は、スプレーガンを使った事で毛塗りの約3倍くらい作業スピードがアップしたという事です。

刷毛塗りでは片面だけで2日もかかりましたが、スプレーガンを使うことで片面を4時間ほどで塗ることができました。
この日は日が暮れてきそうだったので2回目の上塗りは翌日に持ち越しです。

翌日の夕方には2回目の上塗りを無事に終わらせることができました。
あとは急な雨が降らない事を祈りつつ4~6時間放置して乾燥するのを待ちます。
まとめ
スプレーガンを使うメリット
・細かな隙間や巣穴にまでしっかりと塗ることができる
・垂れや流れがなく塗料のロスが少ないのでコストダウンできる
・均等な塗膜厚で塗ることができるので施工時間が短縮できる
スプレーガンを使うデメリット
・コンプレッサーをはじめ初期費用がかかってしまう
セメント瓦の塗装ではスプレーガンを使った塗装がとても有効という事がわかりました。
特に傾斜のある屋根の上での作業では常に踏んばっていなけっればならず、想像以上に体力を消耗してしまうのでスプレーガンを使うことで作業時間が短くなるというのはとても助かりました。
また、コンプレッサーがないという場合には電動のスプレーガンという選択肢がありますので検討してみても良いかもしれませんね。

今回の作業での材料費の合計は、58,575円でした。
水性カチオンシーラー(日本ペイント)7,898円×3
水性シリコン遮熱屋根用塗料(カンペハピオ)11,627円×3
※道具や工具の金額は含んでいません。
コメント