築40年27坪の平屋をセルフリノベーション!【vol.3】ユニットバスの土間を打つ

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こんにちは。

ようやく屋根の塗装が完了し今日からは家の中の作業になります。

現在の状況はというと、外壁を残してほぼスケルトンの状態です。

給排水の配管工事はプロにおまかせ

このスッキリとした状態で給排水の配管とユニットバスの土間打ちをやってしまおうと思います。

給排水の配管工事は、友人の設備屋さんが技術を提供してくれました。

さすがはプロです。

半日とかからずに作業が完了してしまいました。

私がやったら1週間くらいかかっていたと思います。

ユウダイ設備工業の金子社長、それに従業員のみなさん本当にありがとうございました。

ユニットバスの土間づくりの流れ

さて、給排水工事の次はユニットバスの土間をつくります。

ユニットバスを設置するにはしっかりと支える土間が必要です。

今回はこのユニットバスの土間打ちを記事にしていきますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

墨付けをする

実はまだユニットバスが入手できていないので施工書もなく土間の正確な仕上げ寸法は分かりません。

ですがユニットバスの土間の天端はフロアレベル(FL)から450㎜下がった高さに仕上げようと思います。

この高さならどのメーカーの製品でも取付け可能かと思います。

最終的な高さはユニットバス側で調整します。

※天端というのは上面ということです。

FLから450㎜下がったところがユニットバスの土間の天端になります。

フロアレベルから450㎜下がったところ2か所を結んだところで墨糸を張って墨をつけます。

一人で墨付けをする場合は片側を端材などで固定して墨付けを行います。

型枠を作る

墨付けがおわったら型枠を作ります。

型枠は解体で出た合板と垂木をつかって作成しました。

型枠なので合板のカットはフリーハンドでもよかったのですが、今後の作業の事も考えて丸鋸ガイド定規を購入しました。

以前から欲しかった丸ノコ定規です。思い切って購入して正解でした。

長物のカットが圧倒的に早く正確になりますね。

地面を固める

土間のサイズは1700×1700で作ります。

1616または1717というサイズのユニットバスを入れる予定だからです。

さきほど作った型枠を使って施工部分を囲ったら、砕石を敷いて地面を固めます。

砕石は以前にリフォームを頼んだ工務店が勝手に埋めて行ったコンクリートのガラを使うことにします。

このコンクリートのガラは菜園を造ろうと地面を耕した際に建築の現場で出たのであろう産廃がでてきたものの一部です。

このほかにも釘やガラスもたくさん出てきました。ほんと酷い工務店でした(怒)

ずっと処分に困っていたコンクリートのガラは土間の材料として使うことにしました。

手順は以下のとおりです。

1.土間の周囲をコンクリートで囲う
2.コンクリートガラを投入して転圧する
3.コンクリートでフタをする

イメージはこんな感じです。

コンクリートで外枠をつくる

枠の厚みは10センチにします。

型枠の上面は10センチの幅を保つために木を打ち付けて固定します。

型枠の下側にはセパレーターという部材を使って均一な幅を確保します。

長いドリルで内枠と外枠を貫通する穴を開けます。
(今回使用したドリル刃は8㎜、セパレーターの直径は7㎜)

端材などで10センチの定規を作っておくと型枠の幅を合わせるのに便利です。

端材の定規で型枠の間隔を合わせたらセパレーターを固定します。

複数個所で同じ作業をする場合はこういった簡単な定規を作っておくと作業の効率がアップします。

鉄筋を入れるて補強する

外枠には鉄筋を入れて補強します。

これで生コンを入れる下準備は完了です。

生コンを作る

生コンは固まる前の状態のコンクリートのことを言います。

今回は使用量が少ないので自分で手練りします。

まずは近くのホームセンターで、セメント、砂、砂利を用意しました。

このタイプの一輪車は生コンを練る、運ぶが一度にできるのでお勧めです。

今回もこの一輪車で生コンを作っていきます。

まずは砂を1袋(20キロ)入れます。

次にセメントを約半袋(10キロ)投入して空練りします。

こうして空練りすることで砂とセメントがよく混ざるので効率的です。

よく空練りしたら水(5リットル強)を投入してよく攪拌します。

こんな感じで少しゆるめのモルタルができます。

ゆるめのモルタルができあがったら砂利2袋(40キロ)を投入してよく攪拌します。

こんな感じになったら生コンの完成です。

生コンを流し入れる

できあがった生コンを型枠の中に流し入れていきます。

あとは予定のレベルに達するまでこれを繰り返します。

この深型タイプの一輪車で4杯分の生コンを流しました。

ハンマーで振動をあたえて隅々まで生コンを送ります。

この作業を丁寧にやらないとこうなります。↓(ジャンカというそうです)

ジャンカ

2日ほど乾燥させたら内側の型枠を外します。

今回はまずまず綺麗にできました。

天端部分のコンクリートを打つ

外枠ができあがったら天端部分にコンクリートを打ちます。

枠の中にコンクリートのガラや砂利をしきつめたら角材を使って転圧します。

次にひび割れ防止のためワイヤーメッシュを敷きます。

ワイヤーメッシュはズレないように結束線をつかって固定します。

あとは、ひたすら生コンを練っては流しの繰り返しです。

墨付けをしたFL-450㎜の墨線まで生コンを流し入れていきます。

鏝で仕上げやすいように最後の一杯はモルタルを流します。

鏝でならして表面を仕上げます。

表面の水分が多すぎる場合はスポンジで水分を吸収して除去するとキレイに仕上げることができます。

表面が平らになるように仕上げたら、2日ほど乾燥させます。

最後に型枠をはずしたらユニットバスの土間の完成です。

側面のジャンカが多く仕上りは決して良いとは言えませんが構造上問題はないので、これで良しとします。

まとめ

いやぁー、けっこう疲れました。

やはり夏の暑い時期にコンクリートを練るのは本当にしんどいですね。

でも苦労した甲斐あって敷地内のコンクリートのガラや大きな石など邪魔なものを始末する事ができたのでよかったです。

使用した材料とかかった費用

今回の作業で使用した材料は、以下のとおりです。

品名数量単価金額
セメント×2@568    1,136円
×6@195    1,170円
砂利×8@195    1,560円
砕石(6号)×2@195     390円
ワイヤーメッシュ×2@528    1,056円
合計  5,312円

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