サッシを入れる開口部を作る【LIXILサーモスL半外付け型】

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我が家のリフォームもようやくサッシの木下地までたどり着きました。

まだまだ先は長いですが少しずつ頑張っていこうと思います。

今回はサッシを取付けるための開口部をつくっていきます。

取り付けるサッシはLIXILサーモスLの半外付け型W275×H970の縦滑り出し窓です。

サッシ開口部の各部の名称

まずはサッシ開口部の各部の名称の確認です。

サッシの開口部は「窓台」「まぐさ」「方立」で構成されています。

てこれらを水平・垂直に組むことでサッシを取付けた時にスムーズな開け閉めができます。

この記事では柱の切り欠きはせずに補強材を使ったサッシ開口部の作り方を紹介します。

必要な材料と道具

・杉KD材(45×105)

複層ガラスは重いので45㎜の材料を使用します。

単板ガラスのサッシなら30㎜の間柱材でも問題ありません。

変形が少ないKD材を使用します。

使用する向きはすべて木表が表面にくるように使います。

・木工用ボンド

通常のタイプと速乾タイプがありますが微調整ができるように通常のタイプを使います。

・コーススレッドビス(75㎜)

慣れた方は釘打ち機で留めていくと思いますが、今回は修正が容易にできるコーススレッドビスを使って留めていきます。

サッシ開口部を作る手順とポイント

サッシ開口部を作る手順はさまざまです。ここではその中の一例を紹介させていただきます。

サッシの開口部は取り付けるサッシの寸法よりも少し大きめに作ります。

今回であれば、275×970のサッシを入れるので開口部は285×980で作ります。

窓台の作成

はじめに窓台の取付けです。

窓台の高さは床の仕上がり面(FL)を基準に作ります。

今回は窓台の天端をFL1100㎜で作るので土台から1136㎜の高さに窓台の天端がくるように作っていきます。(24㎜の合板に12㎜のフローリングで土台から36㎜が床の仕上げ面です)

柱幅に材料を切り出したら取り付け位置にはめ込んで水平を確認しながら位置の微調整をします。

レーザー墨だし器があると作業の効率がアップします。

前後方向の水平も忘れずに確認します。

水平がでたら補強材をいれて固定します。

まぐさの取付け

次にまぐさを取付けます。

まぐさの上部にはカーテンレールを取付けるための下地を入れます。

あらかじめ補強材と間柱を切欠いて加工しておきます。

サッシ開口部の寸法は縦横ともにサッシ寸法プラス10㎜で作ります。

ここに入れるサッシの高さは970㎜なので10㎜大きい980㎜の開口になうようにまぐさを取付けます。

取付け方法は窓台と同様です。

まぐさを取付けたら次は方立です。

方立の幅はサッシの横寸法に左右に5㎜ずつ広く作ります。

材料を切り出したらレーザー墨だし器で垂直を確認しながら位置をあわせ補強材をいれて固定します。

カーテンレール下地の取付け

最後にカーテンレールの下地を取付けます。

あらかじめ切り欠いておいた補強材と間柱に30㎜の間柱を取付けます。

以上でサッシの開口部が完成しました。

まとめ

サッシの開口部を作るときに大切なのは水平と垂直の確認です。

水平と垂直がでていないとサッシを取付けた時にうまく開け閉めができなかったり、錠がかからなかったりと不具合が生じてしまいますので水平と垂直は特に意識して作業をすることが大切です。

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