DIYで平屋をリフォーム②セメント瓦屋根の塗装

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セメント屋根

ようやく屋内の解体作業が終わり、スケルトン状態になった我が家ですが今日からは屋根瓦の塗装をやっていこうと思います。

この家の瓦はセメント瓦で、すでに塗装は剥がれてセメントがむき出しの状態です。

このまま放置すれば近い将来屋根の吹き替え工事が必要になってしまいそうなので今回のリフォームを機に塗装していこうと思います。

セメント瓦を塗装する手順

・洗浄
・養生
・下地塗り
・上塗り
・乾燥

セメント瓦の洗浄

セメント瓦を塗装する際は高圧洗浄機は必須アイテムです。

一見すると汚れていないように見えますが、セメント瓦の表面には巣穴が空いていて、そこに汚れや苔が入り込んでいます。

これを高圧洗浄機で一気に洗い流します。

面白いくらい汚れが落ちます。

養生

雨どいやサッシなどの塗料をかけたくない部分には養生をします。

我が家の場合は外壁も張り替える予定なので養生は行いません。

塗装の下地を塗る

水性カチオンシーラー

セメント瓦にいきなり塗料を塗ってもスポンジのようにグングンと塗料を吸い込んでしまうので、塗料が無駄になってしまいます。

そこで塗料を塗る前には下地としてシーラーを塗ります。

シーラーを塗ることで塗料の吸い込みを防止して密着性も高まります。

今回は、日本ペイントの【水性カチオンシーラー・透明】を使用しました。

水道水で希釈できるのでとても扱いやすかったです。

乾燥後は油性と変わらない性能を発揮します。

シーラーの塗布

シーラーの塗り方は、10%ほど水で希釈して使用します。

刷毛にたっぷりとシーラーを含ませて瓦の隅々まで塗るというよりも「塗ったくる」というイメージでシーラーをセメントの巣穴に吸い込ませてやります。

シーラーを塗り終わったら4時間以上乾燥させてください。

我が家の瓦は塗装が全部はげた状態だったので吸い込みが多く沢山のシーラーを使用しました。

私は透明タイプを使用したのですが乾くとどこまで塗ったのかが分からなくなってしまう事があったのでホワイトの方が使い易いかもしれません。

上塗り(1回目)

下地のシーラーが乾いたら上塗りをやっていきます。

使用した上塗り塗料は、カンペハピオの【水性シリコン遮熱屋根用】のカーボングレーです。

これを2回塗ることできれいに仕上がります。

説明書きには塗りにくくなった時だけ水で5%以内で薄めると書いてありますが、

私は夏場の作業だったこともあってはじめから10%ほど希釈して塗装しました。

我が家は27坪なので決して大きい屋根ではないのですが、それでも瓦の枚数は全部で1750枚もあります。

これを刷毛で瓦を1枚ずつ塗っていくのはとても大変で、丁寧に塗ったつもりでも色が入っていない箇所や塗りムラが生じてしまいます。

片面を塗るのに2日もかかってしまいました。

塗り残し
上の画像を見ると塗り残しがあったり、巣穴には塗料が入っていないように見えます。

という事で色々と考えた結果、スプレーガンを使ってで塗装してみる事にしました。

スプレーガンを使って塗装した様子は次の記事で改めてご紹介させていただきます。

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