バイクの免許は欲しいけど、「身長が低いから」「力がないから」という理由で免許を取ることをあきらめてしまっていませんか?
この記事では身長154センチの女子高生が普通自動二輪MTの免許を取得するまでをまとめてみました。
「バイクに乗ってみたいけど、免許を取る自信がない」という女性にはぜひ読んでもらいたいです。
迷わず普通二輪免許コースを選ぶ
一口にバイクの免許といってもその種類は多く現在では以下の7種類の免許区分が存在します。
主に排気量とトランスミッションの方式によって区分されています。
教習所でバイクの免許を取得したいと相談すると、「小型限定を取得してから普通自動二輪を取得した方がスムーズに取れますよ」と案内されるかもしれません。
女性は小型から取った方がいいですよー。
普通二輪でお願いします!
これから免許を取る方からすると教習所の人に小型限定から取るのがお勧めと言われると、いきなり普通二輪は難しいのかな?と不安に思ってしまうかもしれません。
でも、あなたが本当に欲しい免許が普通自動二輪の免許なのであれば迷わずに普通自動二輪のコースを選んでください。
バイクの操作も乗り方も同じです。バイクの重さが少し違うだけです。
しかも、小型限定を取得してから普通二輪を取得した場合、結果として免許を取得するまでの費用は高くついてしまうだけではなく教習の時間も長くなってしまうでしょう。
教習所のセールスの手法とは思いますが、過剰に教習生の不安を煽って小型限定を勧めてくるようなら他の教習所のお話も聞いてみた方がよいかもしれませんね。
普通二輪の教習コースでも最初の1~2時間は小型の教習車を使って教習をしてくれる教習所も多くあります。
バイクの免許を取りたい女性が抱える不安
バイクの免許を取りたいと思っている女性がかかえる不安は様々あると思いますが、その中でも下にあげたものは多くの女性が不安を感じているものなのではないでしょうか。
1.足つきが心配
2.重いバイクを扱えるか心配
3. バイクを操作できるか心配
これらの不安要素を解消して夢のバイクライフを手に入れましょう。
それでは一つずつ見ていましょう。
1.足つきが心配
信号待ちなどでバイクを停止させた時、地面に足がつかなかったら転倒してしまいますよね。
なのでバイクにまたがった時には少なくても片足だけでも地面についている必要があります。
普通二輪の教習車で多く使われているCB400SFというバイクはノーマルシートのままだと身長が170センチ程の方でも完全な足つきは難しい車種です。
ですから小柄な女性ですとまず足が地面にとどかないと思います。
このようにほとんどの女性はこの時点でバイクの免許を諦めてしまっているのです。
でもここで夢のバイクライフを諦めるのはもったいない!
あんこ抜きシートで足つきを改善!
教習所には小柄な方向けにあんこ抜きシートというものが用意されています。
この、あんこ抜きシートをノーマルのシートと交換することでシート高が低くなり身長の低い方の地面への足つきが改善されるというしくみです。
足つきが心配な方は事前に教習所に確認してみると良いでしょう。
ちなみに身長154センチの子があんこ抜きシートにまたがるとこんな感じになります。
少しかかとが浮いていますが問題なく運転できています。
2.重いバイクを扱えるか心配
教習車の重さは約200キロ。
バイクの免許を取りたい女性が心配するもう一つは、「重いバイクを扱えるだろうか?」ですよね。
バイクはエンジンの力で動くので走行している時は重さを感じることはありません。
バイクから降りて車体を押して移動する時にはバイクの重さを感じることになりますが、車輪がついているので重心を意識すれば誰でもわずかな力で簡単に動かすことができます。
女性だから大変というわけではありませんので安心して大丈夫です。
あと、倒れたバイクを引き起こせるか心配されている方も結構いらっしゃいますが、女性でも引き起こせるような起こし方のコツを教えてもらえるので安心して大丈夫です。
ちなみに卒業検定では引き起こしの項目はありません。(^^)
体重の4倍以上のバイクもコツをつかめば自在に取り回しすることができます。
バイクを操作できるか心配
普通二輪MT車を操作するにはアクセルとブレーキだけではなくクラッチやギアの操作も必要になります。
これから教習を受けようと思っている方が教習風景を見たら「難しい事をやっているなぁ」と思っても仕方がありません。
「いや、簡単ですよ」なんてことも言いません。
でも安心して下さい。バイクは誰でも簡単に扱えるように設計された優れた乗り物です。
頭で操作方法を理解するのは難しいですが、数時間教習を受けることで体が自然におぼえてくれます。
実地教習でいきなり難しい事はやりません。
バイクに慣れることから始めて少しずつ技量と自信をつけていくので大丈夫です。
嫌々実技教習を受けていたうちの娘もクラッチ操作とギアチェンジができるようになった辺りからバイクの実技教習が楽しいと言うようになりルンルンで教習所に行くようになったのを覚えています。
ですから、バイクに興味のあるあなたならきっとすぐに教習が楽しくなるはずです。
思い立ったが吉日!
いかがですか?少しは不安が解消されましたか?
小柄な女性が普通二輪の免許を取得するのは特別なことではないのが分かっていただけたと思います。
では次はどんなバイクに乗って、どんな所に行ってとバイクの免許を手に入れた後の想像をふくらませてみて下さい。
まだ乗りたいバイクが決まっていないという方はレッドバロンやSOXなど多くの中古車を展示しているお店へ行ってみるのもおススメですよ。
お気に入りの一台が見つかるかもしれません!
「思い立ったが吉日」です。さっそくバイクライフを実現するための第一歩をふみだしてみましょう。
卒業検定の日に16歳になっていれば入校できます
自動二輪の免許は16歳から取得できるというのは皆様も承知のとおりかと思いますが、実は教習自体は16歳になる前から受けることができるんです。
ただし、卒業検定を受ける日に16歳になっている必要があります。
一刻も早く免許証を手に入れたい方や、長期休みと誕生日のタイミングが重なった方は予定を立てる際の参考にしてください。
合宿免許を利用すべし
まとまった休みが取れる方なら合宿免許がおすすめです。
合宿免許を利用すれば最短日数で免許を取得することが可能です。さらに通学するよりも低価格で教習を受けることができます。
なぜ最短日数で免許が取れるのに料金が安いのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
おいしい話には裏があったりするのが世の常ですが、合宿免許にも裏があります。
以下に合宿免許の裏側について詳しく解説しましたので是非ご覧ください。
なぜ免許取得までにかかる料金が安いの?
やはり料金が安いというのは一番うれしいですよね。
同じ教習所なのに通学教習にくらべて合宿教習だと5万円~10万円も料金が安く設定されています。
通学教習では教習生の予約状況に合わせて指導員を配置する必要があります。
ですが教習生が予約をキャンセルした場合には配置した指導員を遊ばせてしまう事になり人件費が増えてしまいます。
一方で合宿教習ではあらかじめ定められた定員とカリキュラムで教習を行なうことができるので必要な指導員の人数も決ってきます。
結果として合宿教習の方が教習所の都合にあわせて人員を調整することができるので無駄な人員を配置する必要がなくなりコストを下げる事につながるのです。
また、宿泊先である提携ホテルなども部屋をいくつも空けておくより低価格でも誰かに利用してもらった方が安定した収益を得ることができます。
そこで合宿免許で安定した集客を得ることができる自動車教習所と提携することでホテル側も安定した収益を上げることが可能になり、自動車教習所とホテル側のどちらにもメリットを得ることができる訳です。
合宿免許はこういった企業間の努力とアイディアにより低価格を実現することができているのです。
免許取得までの日数が短い
合宿免許では普通自動二輪なら最短で9日、普通自動二輪AT限定なら最短で7日と、通学教習では考えられないほどの短期間で卒業することができます。
卒業までの日数が短いということも合宿免許の魅力の一つです。
これは合宿教習が通学教習よりも教習時間が少ないという訳ではありません。
合宿免許では朝から夕方まで免許取得にむけて実技教習と学科教習を短期集中で行うので短い期間で卒業することが可能になるのです。
ちょっとした旅行感覚も味わうことができる
合宿免許を利用すれば念願のバイク免許を取得するついでに、ちょっとした旅行感覚も味わうことができます。
バイクの合宿免許なら全国の合宿免許教習所を比較できるマイライセンスがとっても便利です。
全国の教習所の中から価格、食事、宿泊施設、温泉、おひとり様向け、グループ向けなど様々な条件でしぼり込んで自分にぴったりな教習所を見つけて下さい。
GW、春休み、夏休みは入校希望者が多く人気の教習所はすぐに定員になってしまう傾向があります。
予約をしても21日前までなら無料でキャンセルすることができるので入校日が決まったらすぐに予約するのが賢いやり方です。
また、価格を重視したい方なら繁忙期をずらして入校することで2万円~10万円近く安くなる場合がありますのでスケジュールが合う方ならとっても狙い目と言えます。
いずれの場合も早い者勝ちとなりますのでお早目の予約をおすすめします。
新しい友達との出会いも!
車とは違ってバイクは趣味の要素が強い乗り物と言えます。
それゆえ合宿免許ではバイクの魅力を知って免許が欲しくなった方々が全国から集う場所になることになります。
バイクの免許を取るという同じ目標を持った方同士が同じ釜の飯を食い、同じ苦楽(教習)を共にする訳ですから仲が良くならないはずがありません。
合宿免許教習所ではきっと長く付き合える友人ができることでしょう。
全国の教習所をかんたんに比較できるマイライセンスであなたにぴったりの教習所をみつけて楽しいバイクライフを実現してください。
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