今回は我が家の働き者ハイゼットのタイヤを手組みで交換しようと思います。
先日、何気なくタイヤを見るとガッツリとヒビが入っており、このままでは月末に控えている車検に通りません。
急遽、知人が不要になったタイヤ2セット(鉄ホイール付き)を譲ってもらい、この中から使えるホイールとタイヤを組み合わせて組んでいくことにします。
タイヤの組み替えに初チャレンジ!
用意した道具は、
・虫回しドライバー
・タイヤレバー
・シリコンスプレー(ビードワックスの代用)
ホイールからタイヤを外す
まずは虫回しドライバーを使ってタイヤの空気を抜きます。
鉄ホイールのサビがタイヤに付着していますね。保管状態が良くなかったのが分かります。
まず1本目のタイヤレバーを↑側に向けてタイヤとホイールの隙間に差し込み、てこの原理でタイヤとホイールの隙間を広げます。
次にもう一本のタイヤレバーを↓側に向けて差し込み、ビードをホイールから少しずつずらしていきます。
ポイントは、目視です。
タイヤのビードとホイールの隙間を見ながら作業するとで無理な力をかけすぎてビードを傷つけることを防げます。
タイヤを立てた状態で作業するとビードが剥がれる様子がよくわかります。
手作業の場合には、3~5㎜くらいずつ地道にビードを剥がしていきます。
2/3周くらいビードを剥がしたら足で踏み付けるとビードが落ちます。
手作業で1台分(4本)のビードを落とすのは時間もかかりますし、体力も消耗します。
楽に効率よく作業ができるビードブレーカーを持っている人がうらやましいですね。
表側のビードが落ちたら裏返して裏側のビードも同じ要領で落とします。
ホイールからタイヤを外す
裏側のビードも落としたら次はホイールからタイヤを外します。
表側のビードにタイヤレバーを引っ掛けて、てこの原理でホイールの上にめくり上げます。
表側のビードは比較的簡単に外すことができます。
次に裏側のビードを外すのですが、表側よりも少しコツが必要です。
下の画像のようにタイヤレバーを引っ掛けたら、そのまま奥に倒します。
このとき手前側のビードはホイールのウエルにはまった状態にします。
奥に倒したらタイヤの両端を膝で踏み付けながらてこの原理で少しずつホイールを外します。
このときビードクリームをビード周りにスプレーしておくと外しやすくなります。
ビードがめくれない時は力ずくでやるのではなく、手前のビードがウエル部にはまっている事を確認しながら作業しましょう。
まとめ
タイヤのビードが落ちる瞬間やタイヤがホイールから完全に外れたときは、まさに感動です!
ただし、2本目3本目となるにつれて次第に感動も小さくなっていき、4本目にはビードを落とす作業が面倒になってきました。
今回は12インチのタイヤでゴムの部分も厚かったので比較的楽なタイヤであったと思うのですが、初心者の私は冬なのに汗ばむくらいの体力を使いました。
来年はビードブレーカーを用意したいですね。
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