ネジがナメてしまって回せないっ⁉そんな時に便利なアイテムはコレ!

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
便利工具
スポンサーリンク

私たちの半径1メートル以内には必ずネジがあると言われています。

生活を便利にしてくれる物のほとんどにネジが使われています。

私たちの生活に欠くことのできないネジですが、ネジをナメてしまったなどのトラブルも多くあるのではないでしょうか。

この記事ではそんなネジに関するトラブルを解決してくれる便利な工具を紹介します。

最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

ネジをナメてしまった場合の対処方法

ヤバイ、ネジをナメてしまった!どうしよう?

ドライバーでネジを回したらネジをナメてしまい回す事ができなくなってしまった。

誰もが一度はこのような経験をされているのではないでしょうか。

この記事では、ネジをナメてしまった時でも簡単にネジを外せる便利な工具をいくつかご紹介いたします。

下に3つのケースを紹介していますので、今まさにネジをナメてしまった方はご自身のケースにあったものを参照してナメたネジをレスキューしてみて下さい。

ネジの頭が出ている場合

頭が出ているネジ

上図のようにネジの頭が出ている場合は、プライヤー型の工具でネジを回して外します。

このようにネジの頭がつかめる場合はプライヤー型のネジ外しがあれば比較的かんたんにレスキューすることができるでしょう。

プライヤー型のネジ外しの中でおススメはエンジニアさんから発売されている【ネジザウルス】です。

普通のプライヤーは横溝しかないのに対してネジザウルスは縦と横にそれぞれ溝が切ってあります。

これにより掴んだネジをスリップすることなくがっちりとホールドして簡単にネジを回す事ができます。

ネジの頭が出ていない場合

頭が出ていないネジ

図のようにネジの頭が出ていない場合にはプライヤーでネジの頭をつかむ事ができません。

このような場合にはネジの溝を作ってしまうアイテムが有効です。

代表的なものでは、アネックスさんから発売されている【ネジとりインパクト】やエンジンアさんから発売されている【バズーカ】という商品があります。

どちらの商品も、刃の付いたビットをハンマーでネジに打ち込むことでナメたネジに溝を刻みます。

その後に専用のハンドルを装着してネジを緩めます。

個人的にはアネックスさんの【ネジとりインパクト】がおすすめです。

【ネジとりインパクト】は付属のインパクトドライバーに打撃を与えると勝手に反時計回りにネジを回転させて緩めてくれるとっても便利なアイテムです。

六角穴付きボルト

六角穴付きボルト

組み立て式の家具や外国製の機械製品に使用される六角穴付きボルトは六角レンチを使って締め付けるネジです。

締め付ける力が非常に強いという特徴があるのでナメてしまうと外すのに苦労します。

サイズの合っていない六角レンチで回した場合には簡単に六角穴をナメてしまいます。

よくある事例は、インチ規格のネジ穴にミリ規格の六角レンチを使用して回してしまう。またはその反対です。

六角レンチをはめ込んだ時に遊びがあれば規格が合っていない可能性があります。規格に合った六角レンチで作業をしましょう。

六角穴付きボルトがナメてしまった場合には以下のような道具が効果的です。

エンジニアさんから発売されている【モグラ】という商品です。

このモグラをナメたネジの溝に押し付けて反時計回しをすることで先端のドリル部分が溝にに喰い付きます。

喰いついた状態でさらに反時計回りに回転させてネジを外します。

六角穴ボルトがナメてしまった場合にはこの【モグラ】はとても有効です。

ネジを外すコツ

ネジを外すにはちょっとしたコツがあります。

このちょっとしたコツとほんの一手間をかけてあげることで固着したネジでも簡単にはずす事ができようになります。

その中のいくつかを紹介します。

ねじのサイズに合ったドライバーを使う

これはコツというよりも絶対条件になります。

必ずネジのサイズに合ったドライバーを使ってください。

これだけで大抵のネジはナメずに回すことができます。

ドライバーは1~3番をセットで備えておくのがおススメですが、最低でも1番と2番のドライバーは常備しておきましょう。

押す力7割、回す力3割を意識して回す

ネジを緩める時は押す力が7割、回す力が3割を意識して回します。

押す力が不足した状態で回すとネジの溝から滑り出るように上へ逃げる力が働きます。

この現象をカムアウトといい、カムアウトした状態でネジを回すと溝をナメてしまいます。

これがネジをナメてしまうメカニズムです。

ネジを緩める際は押す力7割を意識して緩めましょう。

ネジを緩める時は一気に力をかける

ネジを緩める時にはジワジワと力をかけていくのではなく一気に力をかけます。

固く締まったネジを緩める時はナメることを恐れてジワジワと力を入れがちですが、実はこれがネジをナメる原因の一つになります。

作業前に浸透潤滑剤をスプレーしておく

固着している可能性があるネジにはあらかじめ浸透潤滑剤をかけておくと外しやすくなります。

浸透潤滑剤は作業の直前よりも前日からスプレーしておくとより効果的です。

さらにスプレー後にネジの頭に軽く打撃を与えてあげることで固着部分に潤滑剤が浸透しやすくなります。

おススメのアイテム(おまけ)

ここまでで話した3つを実行することで固着したネジにも十分に太刀打ちできると思いますが、ここまで読んでくださった方にダメ押しの最強アイテムをご紹介いたします。

最強のドライバーかも⁉

私がこれまでに使ってきたドライバーの中で、これは最強のドライバーだなと思うのはドイツの工具メーカー【Wera】ヴェラのドライバーです。

これまで数多くのドライバーを使ってきましたが、Weraのドライバーはまったくの別物でした。

初めは使用頻度が高そうな2番のドライバーだけを購入したのですが、使ってみたらあまりの性能の良さに少ないお小遣いをはたいて1番と3番も追加で購入してしまいました。

Weraのドライバーの一番の魅力はネジへの喰いつきが異常に良いというところです。

喰いつきが良いのでカムアウトしにくく少ない力でネジを緩めることができます。

磁気の力でネジを引っ付けるタイプのドライバーはよくありますが、このWERAのドライバーは磁力を使っていないのにネジを引っ付けることができます。

これはレーザーチップ加工という特殊な技術により先端に細かい凹凸の加工が施されているからということなのですが、不思議としか言いようがありません。

ちなみに、昭和51年製の古い原付バイクをレストアした時もWeraのドライバーで1本のネジもナメずに分解整備ができました。

絶対にナメたくないネジを緩めるような場面ではとても頼りになるドライバーです。

安くても効果は絶大!

もう一つのおすすめは、アネックスから発売されている「ネジすべり止め液」です。

この商品をネジの溝に塗布することで摩擦力が増強されてドライバーとネジの喰いつきがよくなります。

これによりカムアウトを抑制してネジを外しやすくします。

ナメたネジにも使用可能とありますが、ナメる前に使用するとより効果的です。

価格もリーズナブルなのでDIYの作業をやる方は1つ持っていると安心ですね。

まとめ

まとめ

この記事ではナメたネジのレスキュー方法をご紹介してきましたが、大切なのはネジをナメないように作業をするのが一番です。

ネジをナメてしまうと時間と労力と費用がかかります。

面倒かもしれませんが、ネジを緩めるときは以下のことに注意してみて下さい。

・サイズの合ったドライバーを使用する
・押す力7割、回す力3割を意識して緩める
・ジワジワ緩めずに、一気に緩める

この3つを実行すれば大抵のネジはナメることなく緩めることができるでしょう。

それでは分解作業頑張ってください。

コメント