この記事では車のバッテリーを交換する手順を解説しています。
記事内の車はホンダのエリシオンですが、どの車でも交換の手順は同じです。
比較的簡単な作業ですが、注意しなければならない点もいくつかあります。
それでは順番に解説していきます。
準備
バッテリー交換の前に、使用する道具を準備します。
用意する物は、
・新しいバッテリー
・10ミリのスパナ
・滑り止めの付いた手袋
今回交換するバッテリーはパナソニックのカオスというバッテリーです。
国産の高性能バッテリーでありながら低価格を実現し、アフターサービスも充実しています。
バッテリー選びで悩んでいる方は以下のリンクから確認してみて下さい。
ポチップ
バッテリー交換の手順
電装品のスイッチをすべてOFFにします
ライトやオーディオ、その他シガーソケットを電源にしている電装品等は交換作業が終わるまで電源を切る。または機器を取り外しておきます。
エンジンを止めてキーを抜いてください
安全のためエンジンは切ってから作業を行います。
車のボンネットを開けます
バッテリーのマイナス側のケーブルを外す
10ミリのスパナでマイナス側のネジを緩めてケーブルを外します。
この時、スパナを⊕側の端子に触れさせないように注意してください。ショートします。
プラス側のケーブルを外す
同じく10ミリのスパナでプラス側のネジを緩めてケーブルを外します。
バッテリー取付け金具を外す
バッテリーを固定している金具を外します。
この金具を外すとバッテリーが外せる状態になります。
バッテリーを取り外す
バッテリーを取り外す時は垂直に持ち上げて外します。
バッテリーはとても重たいので落下させると思わぬ怪我をしたり車を破損させる原因になります。注意して作業してください。
滑り止めの付いた手袋を使うと作業が楽にできます。
新しいバッテリーをセットする
新しいバッテリーをセットします。
セットしたら持ち手を外して下さい。
バッテリー固定金具を取り付ける
バッテリーをセットしたら固定金具を取り付けます。
固定金具のネジを締め付ける際は締めすぎに注意してください。
バッテリーがしっかりと固定されれば必要以上に締め込まなくとも大丈夫です。
プラス端子を取り付ける
新しいバッテリーを取り付ける時は、必ずプラス側から取り付ける。
プラス側の端子をバッテリーのプラスのターミナルに接続します。
ネジを締めすぎてターミナルを変形させないよう気を付けて下さい。
マイナス端子を取り付ける
マイナス側の端子をマイナスのターミナルに接続します。
こちらも締めすぎに注意してください。
エンジンルーム内に工具の置き忘れがないか確認する！
工具を入れたままエンジンをかけてしまうと思わぬ事故になってしまう可能性があります。
エンジンルーム内に工具などの忘れ物がないかよく確認しましょう。
エンジンを始動する
エンジンをかけます。
正常にエンジンがかかればバッテリー交換は完了です。
まとめ
バッテリーには寿命があります。
エンジンの始動時などに違和感を感じた時、前回の交換から3年以上が経過している場合はバッテリーの寿命が近づいてきているかもしれません。
バッテリーは弱くなることはあっても、強くなる事はありません。
ギリギリまで粘ってバッテリーあがりを起こすよりも、
早めにバッテリー交換をして安心なカーライフを送りましょう。
バックアップ電源で機器のメモリーを保護
積算の走行距離など重要な情報は車両のコンピューターにデータが保存されますが、
車によってはオーディオの設定や時計などはリセットされてしまう可能性があります。
バックアップ電源を使用すればすべての電装品の記録や設定を保護することができます。
保護したい電子機器の設定がある方は、バックアップ電源を使用してみてはいかがでしょうか。
ポチップ
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